Pumpkin Scissors(9)

3巻にわたり、二組の少尉と伍長を中心に展開されてきた物語が、ついにフィナーレを迎えました。
国境警備隊の暴虐に耐え続け、最後に殺された区長の志、自分たちを取り戻そうと立ち上がった市民たちなど、主要人物たち以外の表現もドラマチックに描かれています。
通して、人間の弱さを描きながらも甘えないストーリーが好ましく思われます。
また、各キャラクターが今回の凄惨で陰鬱な事件を通してそれぞれが見つけ出した答えには、重みがあり、心打たれるものがありました。
当人にしかわからない、かけがえの無い「絆」や「遺したもの」など、決してハッピーエンドではないものの、穏やかで余韻の残る結末でした。
今回、久々にオーランド伍長が大暴れしています。

2015年04月05日