サークルの合宿で救急搬送

学内サークルで、蔵王のコテージにて合宿をしたときのことです。当然ながら、夜は毎晩酒盛りです。今と違いまだ一気飲みが盛んだった頃で、皆ハイテンションでコールを掛け合い、激しい一気飲みを行っていました。男子も女子も酔いつぶれるのが当たり前、飲めなくなった者はコテージにごろごろ転がって朝になるのを待っていました。ところが私は全くお酒が飲めず、最初はノンアルドリンクを飲みながらテンションを合わせていたのですが、毎晩の酒盛りが続く中でどうも断りづらい雰囲気になってきました。断っても無理矢理お酒のコップを飲まされそうになるにつれて、なんだか怖くなってきてもいました。そのとき同期の男子A君が、俺が代わりに飲むよ、と私がお酌で受けた分を全部飲んでくれたんです。同情コールか何かがかかり、彼は相当のお酒を飲まされていました。危険な目にあったのは、その日の明け方です。酔っぱらったまま隣に寝転がっていたA君が、突然寝たまま嘔吐したのです。口から噴水のように吐き出したのに、体は動かないまま。揺さぶっても大声で呼んでも反応がなく、顔面は蒼白です。私も酔っぱらっていた皆も、かなりヤバイ状況だということは分かりました。部長が救急車を呼び、A君は搬送されていきました。コテージに残った私は、自分のせいなのだと思うと怖くて冷や汗が止まらなくって、周りの声が聞こえなかったほどです。結局、点滴で目が覚めA君は無事だったのですが、あんなにお酒が恐ろしかったことはありません。もしA君が代わりにならず、自分が飲んでいたら生きていただろうかという恐ろしさと、もしA君の身に取り返しがつかないことが起きていたら、自分たち皆はどうなっていただろうという、二重の恐ろしさがありました。あのときは神様が味方してくれましたが、当時の自分が、非常に危険な状態に立っていたことを思い出すと、今でもお酒の場が怖くなることがあるほどです。

2017年02月08日